監視カメラを店舗マーケティングに活用? 監視カメラで常連客を見極めるサービスが拡がる。


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    高級車市場では以前よりディーラーに入る車の情報をETCの活用により来店前に把握しておくというサービスが行われていますが、最近は監視カメラを活用してさまざまな業種のマーケティングやおもてなしに活用しようという動きが広がっています。  
    2016年12月16日日刊工業新聞「ニュースイッチ」の記事によると、キヤノンMJとNECとが協業し、高級旅館やホテル、店舗などへも監視カメラを使ったおもてなしの提案を始めました。顔認証技術に常連客の顔を登録しておくことで、個人を見分けることできめ細かな顧客対応を可能にするようです。 NECは2020年の東京オリンピックでも顔認証システムによるセキュリティ分野で活躍を期待されており、この技術をマーケティングにも拡大していきたい意図がみえます。
 
    記事によるとマーケティングの他にも、工場内で従業員の動きを分析し、生産改善活動に役立てる技術も各社が開発しているようです。
 
    今後IoTの進展により顧客データの収集はますます手軽で簡単になっていきます。 それをどのように分析し、利益や生産性向上に活かすか。解析力と実践力が問われる時代が迫っています。
 
    トリノ・ガーデンでも、カメラで取得したデータの活用方法を多くご相談頂いておりますが、動画で撮影したデータが、動線分析においてどのような意味があり、どのようなオペレーションを改善していくかの課題抽出までレポートさせて頂いております。ご興味ありましたら、店舗オペレーション研究所までお問合せ下さい。